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ペーパー建築模型「桂離宮 書院群」製作 ~古書院編④~

こんにちは!
プロダクトデザイン事務所デザイン・モジュールのスタッフSです。

当ブログでは、模型製作初心者が様々なものを作りながらその製作過程をありのままにお見せしていきます。

現在の製作物は、ペーパー建築模型「桂離宮 書院群」です!

ゆっくり製作していますので、ひとつの製作物に対して長期連載になります。ぜひ定期的に読んでいただけたら嬉しいです!(やる気倍増します!)

ちなみに前回までの製作物は、スタジオジブリ「天空の城ラピュタ」に登場する飛行船・タイガーモス号のエッチングモデルでした。
過去のブログはこちらからお読みいただけます☺↓
「タイガーモス製作ドキュメント」

東京オリンピックが始まりましたね☺
そんな中、引き続き製作を進めております、ペーパー建築模型「桂離宮 書院群」☺!

~前回のおさらい~

全ての床の貼り方を間違えました。

振り返りはこちらからどうぞ↓
ペーパー建築模型「桂離宮 書院群」製作 ~古書院編③(問題が発覚しました)~

今回は、古書院の外側に月見台を設置していきたいと思います!(なにごともなかったかのように進める)

はじめの頃のブログでもお話しましたが、桂離宮の建つ桂地方は古来、月の名所として知られており月を信仰する土地であったそうです。
桂離宮も例外ではなく、一瞬でも早く月の姿をとらえ鑑賞することのできるよう建物の方角などにも非常に細かくこだわっており、観月を意識して造られていたものと考えられています。
月見台だけではなく、月を意識した名称や装飾などは数多く見受けられます。
浮月の手水鉢(うきづきのちょうずばち)、月波楼(げっぱろう)、月見橋(つきみばし)、歩月(あゆみづき)などの名称、
月の字の引手(つきのじのひきて)、月の字崩しの欄間(つきのじくずしのらんま)といった月をモチーフにした装飾など。
とてもロマンチックで素敵ですよね。昔の人、センス抜群です。

それでは、月見台を作っていきます!
月見台のパーツのそばに細かい作り方も載っていました。

折り目をつけ、切り込みを入れ、切り取りまで済ませました。

不要な部分を切り取り、糊付けをして、組み立ててみるとこんな感じに!

(柱がぼろぼろなのは気にしないでください)

残りの小さいパーツも切り取りました。

左上の不思議な形をした黒いパーツは階段になるようなのですが、詳しい組み立て方が載っていなかったので非常に苦労しました。
(今回もひとりでは正解が見つけられず、社長に相談して解決に至ったのでした)

みなさんもぜひ上の写真の状態からどうやったら階段になるか考えてみてください!(突然のクイズ)

もうひとつあったパーツを切り取りました。

これは

こちらのまだ何なのかよく分からない場所に取り付けました!階段もここです。

そして、先程の小さなパーツの残りと月見台を、前回までに作った古書院本体と合体させれば・・・・・

じゃじゃーん!

できました!一層、建物らしくなってきました!

古書院完成まであと一歩!
次回は、室内の細かい装飾等のパーツを作って古書院を完成させたいと思います◎

ぜひ応援よろしくお願いします!☺
またちらっと覗きにいらしてくださいね☺

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