みなさんこんにちは!
プロダクトデザイン事務所デザイン・モジュールのスタッフSです。
当ブログでは、模型製作初心者が様々なものを作りながらその製作過程をありのままにお見せしていきます。
ゆっくり製作していますので、ひとつの製作物に対して長期連載になります。ぜひ定期的に読んでいただけたら嬉しいです!(やる気倍増します!)
ちなみに前回までの製作物は、スタジオジブリ「天空の城ラピュタ」に登場する飛行船・タイガーモス号のエッチングモデルでした。
過去のブログはこちらからお読みいただけます☺↓
「タイガーモス製作ドキュメント」
前回のブログでお話した通り、今回から早速ペーパー建築模型「桂離宮 書院群」の製作に取り掛かりたいと思います!
たくさんの緑に囲まれた桂離宮、お散歩したら気持ち良さそうです☺
桂離宮についての簡単な説明などを書いた前回のブログはこちらからお読みいただけます↓
「ペーパー建築模型「桂離宮 書院群」を製作していきます!」
ではでは、早速始めていきたいと思います!
前回、ペーパー建築模型・説明書・解説文がひとつの本になっているとお話しましたが、説明書になっているページではまず組み立てについて書かれています。
部品番号は「1~253」まであるそうです。すごい数!
そして、書かれている線の種類によって指示が変わるようです。
―――― は、切り取り線
——— は、山折り線
-・-・- は、谷折り線
-・・-・・ は、仮線
とのことです。
実物を見てみるとこんな感じで書かれています。拡大してよーく見てみてください。
この線に沿って、切ったり折ったりするようです。
作業の大まかな手順としては、
①型押し:全ての折り線に定規などを当て、鉄筆などで押し型をつけます。
②切り取り:必ず定規とカッターを用いて切り取るようにし、切り取る際は出来るだけ使用する部分を定規で押さえるようにします。
③切り抜き:切り抜くときは、出来るだけ両面を重ねて接着してから切り抜きます。(仕上がりを美しくするため)
④貼る:つまようじなどを使って余分に接着剤をつけないようにします。
⑤塗る:部品の切断面が露出した部分や、部品の折り曲げ箇所を各部の色で塗ると、よりグレードの高い作品ができます。
とのことです。上記の流れで各パーツ進めていきます。
これを約253個分・・・!やりがいがありそうです・・・!
それでは最初のパーツに取り掛かってみます◎
まず古書院の壁と床から作ります。
一番最初に使用するパーツは1番、ではなく2番だそうです。フェイント・・・番号順に作るわけではないようです・・・
(ずっと1番のパーツと説明書の図を見比べてたけどなんか形が違うな、とは思ってたんですよ、気付くのに時間がかかりました)
この中にある、2番のパーツを使います。まずは型押しをしていきます。
型押しの図↓
破れないように、切れないように優しく型押しします。
そして切り抜いていきます。
先程の全体が写っている写真を見ていただくとお分かりになるかと思いますが、線の無い部分がちょこちょこあったりして、どこまで切ったらいいのか分からないので、とりあえず大まかにざっくり切り取りました。
この状態だと、外壁になる部分(切り抜き部分がいくつもある下半分エリア)と、内壁になる部分(色がついている上半分エリア)が一緒になっているので境目で折ります。(型押ししてあるので折るの楽ちん!)
そのまま接着剤で先にくっつけてしまいます。
そして不要な部分を切り取り、切り抜くと書かれたところを取り除けば・・・
切り取り&切り抜き完了です◎
あとは指示通りに山折り谷折りして、一つ目の壁のできあがりです!
次に、この壁を貼りつける床を用意します。
ここで登場するパーツが1番のようです!1番が2番目に登場しました!(ややこしい)
こちらの畳色した床も、先程と同じように型押しをしてから切り取っていきます。
ここに、先程作った壁を接着していきます。
ただ、説明書には「1に貼ります。」としか書かれていない上に、図はどうなっているのかというと・・・
いやー。分かりません。簡素すぎる・・・!!
他のページも見てみましたが、この説明書はずっとこの調子でいくみたいなので、こちらが慣れるしかないようです・・・
タイガーモスの説明書のことを散々ディスってきましたが、謝罪します。
ごめんなさいジブリさん、とても詳しい説明でした。すみませんでした!
(前回製作していたタイガーモス号についてはこちらからどうぞ⇒「タイガーモス製作ドキュメント」)
最初ですから、とりあえずこんな感じかな・・・?と貼ってみました。
たぶん合ってると思われます・・・!
初回ですから、このくらいにしておきましょう!
次回はこの続きから、1番の床に貼る他の壁を作っていきます!
ここまでお読みいただきありがとうございました☺
次回もぜひ様子を見にいらしてくださいね☺